近年、手頃な価格で買える中古スマホの人気が高まっています。しかし、中古スマホを使ったことがない人は「中古スマホってどうなの?」「中古スマホ 危険性はないのか」と不安に思う人もいるはず。そこで、今回は中古スマートフォンの購入時の注意点4つをご紹介します。
なぜ『中古スマホ』が人気なのか
2022年おすすめゲーミングスマホなど、新型スマートフォンの値上がりを懸念し、すぐに手に入る中古スマホを買い求める人が急増しています。というのも、昨今の円安 影響から新型スマートフォンの価格が大幅に値上がり。加えて、スマートフォンには必要不可欠な半導体が世界的に不足しており、新品スマホが「数週間待ち」と在庫が不足する状況が発生しているためです。また、大手携帯電話会社は販売促進のため、様々な割引サービスを行っていましたが、これらの規制がどんどん厳しくなっています。
さたに、携帯大手が販売するスマホを自社回線でしか使えないように制限する「SIMロック」を総務省が原則禁止とし、携帯電話回線を自由に選べるようになりました。これにより、中古スマホの流通も増加、中古スマホが買いやすくなりました。
『中古スマホ』購入時の注意点
①IMEI番号を確認する
「IMEI番号」とは、携帯端末の端末識別情報のことです。「IMEI番号」には、様々な情報が紐づけられており、購入履歴や修理の履歴など端末のあらゆる情報を確認することができます。このように「IMEI番号」は、非常に重要かつ信頼性の高い情報です。「IMEI番号」を調べることができない中古スマホは、盗難品であったり電源が入らなかったりという可能性が高いため、そのような端末は購入しないことをおすすめします。
②端末の状態を確認する
スマホ本体の寿命は3〜5年程度ですが、バッテリーは2年程度で劣化します。中古スマホを買う場合は、機能や外観だけでなくバッテリー残量にも注意しましょう。また、端末が過去に水没していないことも確認する必要があります。一度でも水没した端末は、たとえ一時的には使用できても、故障するリスクが高まっているため避けた方が無難です。 水没チェックは外観ではわからないため、動作チェックの項目で確認しましょう。店頭で購入する場合は、実際に手に取って確認し、オンラインショップで購入する場合でも、端末状態の記載を確認し、記載がないものは避けた方がよいです。
③SIMサイズやキャリアを確認しする
新品スマホを購入すれば、その端末に合わせたSIMカードを何も言わずに入れてくれるため、あれこれ考える必要はありません。しかし、端末とSIMをそれぞれ自分で準備する場合は「端末とSIMサイズが合っているか」「端末のキャリアとSIMのキャリアが合っているか」の2点を自分で確認する必要があります。端末とSIMのキャリアが合っていないと通信できず、使えなくなってしまうので注意が必要です。加えて、SIMサイズは現在3種類のサイズが流通しており、事前に契約会社で使用するSIMカードのサイズが購入する中古スマホにマッチしているか確認する必要があります。
④アクティベーションロックを確認する
こちらは、iPhoneやiPadのApple商品を購入する人への注意点です。アクティベーションロックとは、iPhoneやiPadに搭載している盗難防止用ロックのことです。ロック解除には、登録しているユーザーのIDとパスワードが必要で、購入した中古スマホにアクティベーションロックがかかっていた場合は、正常に使うことができず、スマホとしての商品価値が無くなってしまいます。中古でApple製品を購入する際には、アクティベーションロックが解除されていることを必ず事前に確認しましょう。同様に、フリマアプリなど、個人間で購入する際にも注意が必要。売り手側には悪意が無くても、知識不足のためアクティベーションロックがかかったままということもあるようです。
最後に
中古スマホ おすすめは何より「安い」ことです。ただし、その安さは「あくまでも中古である」という理解が必要です。しかし、気をつけることやお店によって充実した保証があることをしっかりと調べて選べば、かなりお買い得なスマホの購入方法であることに間違いはありません。魅力たっぷりな中古スマホ、上手に購入・活用してみてはいかがでしょうか。