仮想通貨というと、ビットコインやイーサリアムなど知らない人でも一度はその名前を耳にしたことがあるでしょう。今や仮想通貨は世界に21,000以上の種類が存在します。その一つに、日本人が立ち上げた仮想通貨「ADA(カルダノ)」があるんです!そんなカルダノの将来性が気になるところ。そこで、カルダノの10年後の予想価格などと合わせて解説していきましょう。
カルダノ(ADA)とは
カルダノ(英:Cardano)とは、DApps(分散型アプリ)の開発ができるブロックチェーンのことです。そのブロックチェーンの中で使用される通貨がエイダコイン(ADA)になります。
ADAはイーサリアムの共同創設者である数学者のチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏を筆頭に4人で立ち上げられました。その中に、児玉健氏さんと佐々木健二さんの2人の日本人がメンバーにいます。佐々木健二 総資産は3兆円との噂もあり、日本で仮想通貨を広めた人として有名です。
カルダノ(ADA)の価格推移
2017年9月に誕生したADAは、リリースした当初は価格は3円ほどでした。しかし、2017年末から2018年初頭にかけて一時120円まで高騰しています。というのも、この頃に「ビットコインブーム」と呼ばれるビットコインが急上昇し、億り人が誕生したことが影響しているんです。ところが、バブルが崩壊するとADAも10円台まで急落してしまいます。そして、3年ほど大きな変動はなく推移していましたが、2021年8月より再び価格が上昇し、最高値である約340円を記録しました。その後、30円台まで落ち込み、現在の2024年は90円台を推移し続けています。
10年後の価格予想
ADAの2024年は価格が上昇すると期待されています。5年後の2029年には最大5ドル(約750円)に成長すると言われているんです。では、カルダノの10年後はどうでしょうか。
仮想通貨・ブロックチェーン関連の最新ニュースを提供しているオンラインニュースサイト「Cryptopolitan」では、カルダノの10年後として2032年には最大14.90ドル(約2,000円)程に上昇すると予想しています。
将来性は?
ADAの今後の価格予想にポジティブな予想が出ていますが、今後の将来性に関わるであろうポイントがあります。
- Cardanoロードマップのステップアップ
- 提携先の増加
- 国内での上場先を増やす
- ADAの普及
- 他のDApps開発プラットフォームとの競争
ADAはロードマップに沿って開発が進められています。5段階中、まだ2段階であるためステップアップが鍵です。とはいえ、DeFi(分散型金融)分野にも進出しており、競合チブロックェーンといかに差別化を図ることができればADAの需要が拡大していくことでしょう。
最後に
カルダノのADAは、日本版のイーサリアムを作るという目的で立ち上げられました。数多くある仮想通貨に日本人が携わったとして、日本の大学や大企業と提携しています。
現在は、カルダノの10年後は値上がりしていくだろうと見込まれており、将来性に期待が集まります。今後の価格変動に注目していきましょう!