突然ですが、皆さんは「ゲーミングカー」って言葉を耳にしたことはありますか?
以前に、トヨタの高級車ブランド「LEXUS(レクサス)」が北米向けに「ゲーミングセダン」を公開し、話題となりました。
そして、今回は、ついにあのテスラからゲーミングカーが誕生します!兼ねてより予告していたSteam搭載が行われたようですが、一体どんな車なのでしょうか?
ゲーミングカーとは
近年では、ゲーミング用品の需要が高まり、ゲーミングに特化したキーボードやマウス、ヘッドセット、チェアなど様々な商品が開発されてきました。
そこで、如何なる場所でもゲームが楽しめるよう、ゲーム専用の車「ゲーミングカー」が開発されました。ゲーミングカーは、通常の車としての機能に加えて、車内に備え付けられたモニターでゲームをプレイすることができるんです。
とはいえ、走行中にゲームを楽しむのは御法度で、停車した車内で楽しめるようになっています。
テスラ車 ゲーミングカーのモデルは?
ついに誕生するテスラ 車のゲーミングカーは、電気自動車専用メーカーだけあって、もちろん電気自動車です。また、自動運転機能をはじめとする様々な先進技術が詰め込まれているそうです。では、早速テスラ ゲーミングカーの特徴を見ていきましょう!
タッチパネル式のタブレット型モニターで一括管理
車内の中央には大きなコンソールディスプレイが設置されており、さまざまな情報をタッチパネルで一括管理できます。
例えば、車内からZoom通話に参加できる機能やガレージを自動で開ける機能、ヘッドライトやフォグランプ、ミラー、トランク、ドアなどをコントロールしてライトショーを展開できる機能などが搭載されています。さらに、Apple Musicの利用も可能となっています。
愛犬家に優しい「ドックモード」搭載
今回のゲーミングカーにも、テスラの「ドックモード」機能が搭載されています。
「ドックモード」とは、車内にペットを残したまま用事を済ませるシーンを想定して作られており、車内をペットのために快適な温度に維持できる機能です。さらに、ディスプレイには、車内温度と「飼い主はすぐ戻ります」というメッセージが表記され、心配する人に状況を伝えてくれます。
さらに、新機能として車内にあるカメラでスマートフォンから車内に残したペットの様子をリアルタイムでチェックすることができる機能が加わりました。
安心の「セントリーモード」搭載
以前からテスラの車に搭載されている「セントリーモード」は、今回のゲーミングカーにも搭載されています。
「セントリーモード」とは、車の周囲に異変が起こったときに、自動でムービーを録画してくれるという機能です。実際に、車に傷をつけられたり、ドアをガチャガチャ開けるなど不審な行動を取る者が周囲に現れると自動で撮影してくれます。
さらに、「セントリーモード」は、録画機能だけではなく、窓を割られるなどの異常が発生するとカーアラームが作動し、ディスプレイの明るさを最大にして周囲に知らせてくれる役割があります。
テスラの車がSteamに対応!
今回のテスラ ゲーミングカーの一番の目玉は「Steam」への対応です!
Steamとは、PCゲームのプラットフォームのことで、Steamに対応することで大人気の「サイバーパンク」「ELDEN RING」を含む、数千ものゲームを車内で楽しむことができます。また、ゲームをプレイできるだけでなく、素晴らしい音響システムとともに楽しめるそうです。さらに、ゲームはワイヤレスコントローラーでプレイすることが可能で、キーボードとマウスも使用可能だそうですよ。
テスラ社CEOのイーロン・マスク氏は、実際に「サイバーパンク」のゲームをプレイしたようで、自身のTwitterに「素晴らしかった」とコメントしています。
まとめ
今回のテスラ ゲーミングカーについて公開された映像では、車内からSteamを起動し、ディスプレイに最近プレイしたゲームや所有タイトルに関するイベントなどが表示され、まさにSteamそのものです!
とはいえ、まだまだ走行中のプレイは難しいですが、自動運転が実現すれば、車内で退屈しないようにする手段のひとつになるかもしれませんね。今後の発表に注目です!