ドラえもんの「あたたかい目」をご存知ですか?のび太を優しく見守る慈悲深い目を指す言葉ですが、この表情、心からの表情ではないようで“気味が悪い”と言われてしまうこともしばしば。
このような特徴的な目はドラえもん特有のものなのでしょうか。調べていくと様々なアニメで特徴的な目を描かれたキャラクターは数多くいるようです。
そこで今回はそんな特徴的な目をしたキャラクターを紹介していきます。
特徴的な目が描かれたキャラ5選
ドラえもん
ドラえもん 身長などと話題となるドラえもん。
ドラえもん 温かい目は、ドラえもんファンの間ではトラウマになるほど不気味だとされながらも、印象深く面白い演出として捉えられています。そんなドラえもんの温かい目は、キャラ弁にもなっているのです。
ドラえもんの温かい目は新版アニメや長編映画で描かれる
ドラえもんの温かい目が描かれているのは新版のアニメや長編映画が主になっています。
原作漫画ではニコニコ
漫画での一コマにもドラえもんの温かい目は登場するのですが、漫画版のドラえもん 温かい目は不気味ではなくニコニコとした目元の表情となっています。しかし、のび太から「にやにやして」と不審がられてしまいます。
映画では例の温かい目
2006年版『のび太の恐竜』でもドラえもん 温かい目が描かれました。恐竜の卵を探そうと必死で探求するのび太を、ドラえもんはあえて道具で手助けせずに温かく見守ろうとします。その際、様々な「温かい目」の表情を試行錯誤した結果、例の不気味な温かい目を披露しました。
喪黒福造(笑ゥせぇるすまん)
不気味なキャラクターの代表格といえば『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造ではないでしょうか。
喪黒福造の特徴は
- 靴下以外は黒ずくめのスーツに靴、ソフト帽を一年中着用
- 眉毛は無く、タレ目で色白、小太り、福耳いつもにたにた笑っている
- 口調は敬語で丁寧だが、“慇懃無礼”のような印象をあたえる
です。
とにかく不気味に、不気味にと描かれているようなキャラで、目だけでなく、“存在そのものが不気味”と言われています。
坂田銀時(銀魂)
『銀魂』の主人公・坂田銀時も特徴的な目として描かれています。
その特徴的な目とは、トレードマークのひとつでもある気の抜けたような、死んだ魚の目のようだと言われています。
普段は「万事屋」の仕事に対するやる気がまったくなく、ダラダラとマイペースに過ごしています。
ただ、ここぞという場面での鬼気迫った目も描かれることがあり、魅力的なギャップとして描かれています。
煉獄杏寿郎(鬼滅の刃)
『鬼滅の刃』の人気キャラ煉獄杏寿郎も何を考えているのかわからないし、焦点もあっていないようで不気味な目だとして知られています。
初登場のシーンは話していること、声のトーンと目から読み取れる表情が全くかけ離れており、とにかく不気味に描かれていました。
ただ、『鬼滅の刃 無限列車編』の最後、死の淵で母親に褒められた際、ようやく人間らしい表情が出てきており、それまでのギャップにやられたというファンも少なくないでしょう。
時透無一郎(鬼滅の刃)
『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』でおおいに描かれた時透無一郎も何を考えているのかわからないとして目が怖いと言われていました。
無一郎は幼少期に兄と共に鬼におそわれ、記憶を失っています。
過去のことを思い出そうとすると“霞がかかったよう”だと話しており、記憶と共に感情も失ってしまったようです。
ただ、刀鍛冶の里での玉壺との戦いで記憶を取り戻したあとは表情豊かな一面が出ており、怖いと言われることもなくなりました。
最後に
今回はドラえもん 温かい目に象徴されるような特徴的な目を描かれたキャラクターについてまとめてきました。
キャラクターの特徴を描き出す“目”に注目するとそのキャラクターがどう考えているのか分かりますよね。
今回紹介したキャラクターはそれが読み取りづらいから怖いと言われてしまっているのでしょう。