安さを求める今の時代、格安SIMに乗り換えを考えている人も多いことでしょう。しかし、格安SIMに乗り換えるだけでは不十分な場合もあります。それがついているギガ数の問題、それを解決するために注目されているのが『格安SIM+Wi-Fi』の組み合わせです。今回はそんな『格安SIM+Wi-Fi』はお得なのか調査しました。
格安SIMに乗り換える前にチェック!メリットとデメリット
最近は格安SIMの利用者も増え、自分も乗り換えようか考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、単に何も考えずに乗り換えるのは実は危険で、自分の望んでいる環境にしようとした時に多くお金がかかってしまう可能性もあるのです。ここからはメリットとデメリットを簡単にご紹介します。
格安SIMのメリット
格安SIMに乗り換える最大のメリットは料金の安さです。最近では格安SIMの会社も増え、選びたい放題、自分に合ったデータ容量プランを選ぶことができます。回線も大手キャリアのものを使っているので使っていた大手キャリアの回線を使っているところを選べば不自由なく使用できることでしょう。
格安SIMのデメリット
対してデメリットもあります。扱っている機種が少なかったり少し型落ちしたり、無制限プランも少なく、大手キャリアの余った回線を利用するため時間帯によって通信速度が落ちたり、店舗がないキャリアもあり、初期設定は自分でしなくてはならないというのはデメリットでしょう。
格安SIMはWi-Fiありき?
格安SIMのデータ容量プランは選べるとはいえ多くて20〜30ギガ、無制限を扱っているキャリアは少数です。無制限とはいえ通信速度まで満足できるキャリアは皆無と言えるのではないでしょうか。動画の視聴が当たり前の現代でそんなスペックで果たして過ごせるでしょうか。そんな悩みを解決するのが私たちの周りに増えたWi-Fiです。最近ではWi-Fi6なども増え、通信速度は画期的なものとなりました。つまり、自宅のWi-Fi、会社のWi-Fi、フリーWi-Fiなど、Wi-Fiに繋げて初めて格安SIMが利用できるようになっていると言えるのではないでしょうか。
そこで注目の『格安SIM+Wi-Fi』
そこで注目なのが『格安SIM+Wi-Fi』という組み合わせになります。せっかく格安SIMに乗り換えたのに新生活や新居、引越しといった新しい環境に変わった際にもしWi-Fiがないと大変なことになってしまいます。そこで最近は『格安SIM+Wi-Fiセット』というものをよく目にします。格安SIMとセットにするとどうなのか簡単に説明すると以下になります。
- 光回線+格安SIM
ユーザーが一番ストレスなく使用できる回線が光回線ではないでしょうか。光回線を一から繋ぐには月額が約4000〜6000円、事務手数料、工賃がかかります。ルーターは無料でレンタルされてもこれ+格安SIMスマホというイメージです。
- ポケットWi-Fi+格安SIM
ポケットWi-Fiは持ち歩けるのが魅力です。通信量がある程度でいいのであれば選択の一つです。料金は月額+端末代で約4000〜6000円、これ+格安SIMスマホというイメージです。光回線に比べると持ち運べること、契約したら割と早く使えるのがメリットといえます。
- ホームルーター+格安SIM
ホームルーターは、置くだけWi-Fiや挿すだけWi-Fiのようなものをいいます。これも端末代+月額で約6000円〜7000円+格安SIMスマホというイメージで、持ち運びはできないですがポケットWi-Fiより通信が安定しているのが魅力です。光回線のように工事が必要なくすぐ利用できるのもメリットといえます。
このように格安SIMスマホに乗り換えてもWiFi環境がなければプラスで料金がかかってしまいます。ポケットWi-Fiやホームルーターには場所によって使えない場合もあるのであらかじめエリアを確認しておく必要がありますので注意しましょう。
まとめ
一見するとお得に見える格安SIMですが、その格安SIMを利用するにはある程度のWiFi環境が必須になってくることを理解しておく必要があります。大手キャリアで値段が同じくらいであれば本当に格安SIMに乗り換えるのがお得なのかしっかりリサーチして乗り換えるようにしましょう。