iPad mini 6は何が変わった?

 

現地時間2021年9月15日にiPhone 13シリーズと同時に発表されたiPad mini第6世代ですが、何が変わったのでしょうか?iPad mini第5世代(2019年モデル)と比較しながら、約2年半ぶりの新モデルの進化を見ていきましょう。

 

デザイン

見た目で一番変わったのがホームボタンがiPad mini 6にはないのでオールスクリーンのデザインになったことです。ホームボタンがなく、本体サイズが小さめになったに反して、ディスプレイ画面が大きくなっりました。iPad mini 5と同じくアルミニウム素材を採用しており、iPad mini 6の本体サイズは高さ195.4mm、横幅134.8mm、厚さ6.3mmとコンパクトになっていて、丸みのあるデザインから角ばったデザインになっています。

新モデルの本体の上側面には、電源ボタン、音量ボタン、そしてスピーカーがあり、下側面にはUSB-Cポートとこちらにもスピーカーがあります。音量ボタンは端末を持った方向によって音量上ボタンと音量下ボタンの配置が変わって、分かりやすくなりました。

 

ディスプレイ

iPad mini 6は8.3型のLiquid Retinaディスプレイを搭載しており、iPad miniにもフルディスプレイ世代が来ました。iPad mini 5にまであったホームボタンが無くなったためであり、丁度いいサイズ感なりました。片手サイズで、ハイエンドのタブレットになっています。新モデルにはフルラミネーションディスプレイを採用し、光の反射が少なく非常に見やすくなっています。

 

指紋認証対応

iPad mini 6では、デザインでコメントした通り、ホームボタンがないので指紋認証機能対応 ホームボタンではなく、電源ボタンに指紋認証センサーが搭載されました。ですので、画面ロック解除には1秒ほどセンサー(電源ボタン)に指を密着させる必要があります。画面が表示されていなっかったら、電源ボタンを押して、そのまま指を1秒ほど置いておけば認証し、画面ロックを解除してくれます。電源投入の後も、指紋認証機能に記録してある指をボタンの上に置いておけば、ログインもできます。iPhone 13は指紋認証ではなく顔認証対応なので、まだコロナ禍でマスクを着用している時間が長い今は、iPad mini 6のほうが便利ですね。

 

USB Type-C

新製品発表会ではiPhone 13シリーズが、またLightningを採用したとは反対に、iPad mini 6では、嬉しいことに、USB Type-Cが採用されました。USB Type-Cが採用されたため、外付けストレージなどの周辺機器の接続がしやすくなり、USB-C対応モニターの接続(ミラーリング)も可能になりました。やはり、動画の編集、イラストとかをするとストレージの空き容量がすぐ少なくなってしまうから、外付けストレージが簡単に使えるととても便利ですね。

 

販売価格

 

iPad mini 6

iPad mini 5

モデル

Wi-Fiモデル

セルラーモデル

Wi-Fiモデル

セルラーモデル

64GB

59,800円

77,800円

50,380円

69,080円

256GB

77,800円

95,800円

69,080円

85,580円

 

スペック比較

 

iPad mini 6

iPad mini 5

SoC

A15 Bionic

A12 Bionic

ストレージ

64GB / 256GB

64GB / 256GB

メモリ

4GB

3GB

ディスプレイ

8.3型Liquid Retina

7.9型Retina

本体サイズ

195.4mm × 134.8mm × 6.3mm

203.2mm ×134.8mm ×6.1mm

解像度

22,66×1,488(326ppi)

2,048×1,536(326ppi)

色域

広色域(P3)

広色域(P3)

輝度

500 nit

500 nit

質量

293g~

300.5g~

バッテリー

19.3Wh

19.1Wh

充電

USB Type-C

Lightning

リアカメラ

広角 12MP f1.8

広角 8MP f2.4

フロントカメラ

超広角 12MP f2.4

7MP f2.2

無線LAN

11ax(Wi-Fi 6)対応

11ac対応

WWAN

5G/LTE

LTE

ペン

Apple Pencil(第2世代)

Apple Pencil(第1世代)

本体色

スペースグレイ、ピンク、パープル、スターライト

スペースグレイ、シルバー、ゴールド